HOW TOノートPCの選び方
用途に合わせて選ぶ
グラフィックス(GPU)
グラフィックス(GPU)は主に映像処理を専門に行うパーツで、搭載しているGPUの性能によってゲームプレイ時の綺麗さ・快適さ、画像・動画編集などの処理速度が変わります。ゲームタイトルの多くがゲームタイトル毎に必要なスペック要件を定めており、それを満たす性能があるかが快適にプレイする基準となります。また、画像・動画編集においては編集ソフトに推奨スペックが公開されていますが、どのような編集や加工をするかによって性能における快適さがかわります。また、オフィスソフトの動作や高解像度の動画の再生などもスムーズになります。製品によってCPUに内蔵されるGPUと、独立したGPUを搭載しているものがあり、多くは独立した専用GPUの方が高い性能をもっています。
プロセッサー(CPU)
プロセッサー(CPU)はパソコンの中央演算装置と呼ばれる頭脳・演算処理装置で、パソコン全体の計算を処理するパーツである。簡単には性能が高い程全体の動作速度が快適になります。近年のCPUは内部で多数のコアに分かれており、より並列により効率的に処理ができるよう設計されているが、性能が高い程発熱が増加・価格が上昇する傾向がみられます。自分の用途に合わせた性能のCPUを選ぶことが予算とのバランスが難しいノートパソコン選びの肝となります。
メモリ、ストレージ
メモリ(メインメモリ)とストレージ(SSDなど)はパソコンの快適さにおいて重要なパーツです。メモリ容量は簡単には一時的な記憶をするパーツで、容量が多ければ同時に複数のアプリケーションなどを立ち上げてもスムーズに動作するようになります。ストレージはいわゆる長期保存をになうパーツで、近年より複雑化が進み保存容量の大きくなりがちなデータの読み込みや保存を素早く行うためには高速なSSDストレージが必須といえます。MSIのノートPCでは16GB以上のメインメモリとより高速なNVMe SSDを標準で採用。パソコンの起動からファイル操作までキビキビと動作します。
ディスプレイ
ディスプレイのスペックにあるリフレッシュレートとは、液晶ディスプレイの画面全体が1秒間に何回更新されるかを示す数値で単位はHz(ヘルツ)で表されます。数値が大きいほど映像を滑らかに表示させることができます。昨今のゲームは高フレームレートを前提としたものも多く、とくにFPSやバトルロイヤル系のゲームでは必須ともいえます。一方でクリエイター用途向けに設計したモデルではクリエイターの求める色精度に応えられるよう広色域・高精細な液晶パネルを多く採用し、より繊細なクリエイティブ用途を可能としています。
冷却システム
冷却システムはノートパソコンにおいては設計上熱が籠りやすく、排熱性能は製品寿命や動作の安定性に直結します。MSIは高性能なノートPCにおいて独自の冷却システムの開発を何年も続けています。自社開発・自社設計・自社生産だからできる唯一無二の高冷却性で構成されるパーツの性能を余すことなく引き出します。